
「ああ…っ、最高だら!漢汁が止まらないだっちー!!」
この部屋がすっかり気に入ったヨアヒムへ、
神は素敵なステージを用意してやりました。
それすらも気にいったヨアヒムは、
バキューン!(自主規制)を憶えた猿のように躍り狂います。

「俺様のセクシーダンスを見せられなくて残念だら…」
見事な腰つきで躍り狂うヨアヒム。そのスジの方にはたまりませんね。
『ダンスが得意!』と言っていたのは嘘ではなかったようです。

「む!また良いところに来ただらブランカ!」
懲りずに縄張り拡張へきたブランカが、ヨアヒムの目にとまりました。

ヨアヒム「ウル達を連れてくるだっちー!頼んだだらよブランカー!」
ブランカ「ガウ…(仕方が無い…)」
ギャラリーが欲しくなったヨアヒムは、ブランカに連れてくるよう要請。
渋々呼びに行くブランカ、実はヨアヒムと仲良しさんです。

ヨアヒム「よく来ただら!さあ俺様の色香に惑わされるがいいだっち!」
キース「……なんですか、この悪趣味な部屋は?」
ウル「…なにココ?ある意味スゲー」
ブランカに呼ばれ来た二人は、知らぬ間に作られていた部屋に暫し唖然。
ヨアヒムの声など届きません。

キース「城主の僕に断わりもなく、こんな部屋を作るとは…」
ウル「うわなにこれ!手枷?ねえ手枷?」
ウルはドキドキ拷問アイテムに興味津々なご様子。
ヨアヒム「お前ら!俺様の勇姿を見るだらー!!」
ヨアヒムの悲痛な訴えも届きません。

キース「兄上のバカな遊びに付き合ってなどいられません」
キースは静かに怒りながら去っていきました。
ヨアヒム「なぜだら…、俺のダンスは世界に通用しないだらか…?」
ウル「ある一部の世界には大ウケだと思うぜ?」
項垂れ落ち込むヨアヒムを励ますウル。でもなぜか半笑い。

『勝手にあんな悪趣味な部屋を作った罰です。
兄上にトイレ掃除一ヶ月を命じます』
と、 極上の黒い笑みを浮かべたキース。
それに逆らうことなど、誰が出来ようか。
「弟が…怖いだら……」
当然ヨアヒムも、ガクブルしながらトイレ掃除です。

「僕と兄上が兄弟だとは、今だに納得できません」
庭に来た黒猫ちゃんへ愚痴を零すキース。
アレな兄弟を持つと、悩みは尽きません。