
ずるっ!
「!?」

ズッテーン!!
ヨアヒム「ぅおわあっ!?」
キース「ヨシ!」
デスなノートのおかげで、ヨアヒムもバナナの餌食に。
それを内心ガッツポーズで見守るキース。

ばったり。
ヨアヒム「…ガクッ」
倒れこむ兄に目もくれず通り過ぎるキース。

ヨアヒム「おお、キースよ…」
キース「(ちっ、死んでいないではありませんか)
…こんなところで寝ないでください兄上。邪魔です」
逝ってしまわなかった兄に内心舌打ちするキース。
ヨアヒム「冷たすぎる仕打ちだっち!」
むせび泣くヨアヒムなど眼中にないキース。
「昔はあんなじゃなかっただら…」
弟が捻くれてしまったのはあなたのせいです。
「それにしても、誰がこんなところにバナナを捨てただら!?」

絶叫する兄、兄のはなれ屋で用を足す弟。
それを静かに傍観しているハチ公。

日向小次郎「〜♪」
実は以前のバナナの皮も、捨てたのは新聞配達の小僧の仕業。
というオチでありました。