山猫と雷


ビッグ・ボスから送られてきた大量の着替えの中から、
とある将校服に着替えたヌル。
未来の彼の姿を予感させます。


「やっぱ袖が捲れなきゃなー」
同じく本来の兵服に着替えたジョナサン。


ジョナサン「お、それも似合うじゃないか」
ヌル「……あんたも、そのほうが似合ってる」

顔を逸らしつつジョナサンを褒める、シャイボーイな少年兵士。

〜一方そのころ、アウターヘヴン玄関先では〜


オセロット「…ん?お前……」
やはりビッグ・ボスに呼ばれてやってきたオセロットと、
山猫部隊一優秀な猫太(本名)が、何やらもめておりました。


オセロット「貴様、猫太じゃないな!」
猫太(?)「!!」


オセロット「ウォーズマンだろう!そのベアークローが何よりの証拠だ!」
猫太(?)「ち、違います隊長!コーホー…」


オセロット「”コーホー”言ってるぞ」
ウォーズさん「し、しまったー!!」

ちょっとしたコントが行われておりました。


オセロット「おい、そこの若造」
ヌル「あんたが新しく呼ばれた仲間か…」

家に入るなり、ヌルを若造呼ばわりするオセロット。
けれど心の広いヌルは怒りません。


オセロット「あの薄汚いキツネはなんだ?」
ヌル「帰れ!!」

愛しいナオミさんをバカにされ、即ギレのヌル。


ヌル「ナオミをバカにするヤツは俺の敵だ」
オセロット「(…これだから最近の若いヤツは…)」

早速仲間割れを始めた二人を尻目に、お食事中のナオミさん。

〜一方そのころ、別室では〜


「…ここか?スネークの言っていた場所は」
怪しげな装置から、黒ビキニ一丁のライコフがやってきました。


別の角度から食い込み具合をお楽しみください。


「また妖しいヤツが来たー!」
猛ダッシュで駆けつけるヌル。


ヌル「おい、ここには獰猛な野犬が住んでいてだな、」


ヌル「物凄く危険な場所なんだ。帰ったほうがいいぞ?」
追い返そうと必死に説得するヌル。


ライコフ「俺の身も心もヴォルギン大佐の物だ!!」
ヌル「訳わかんねぇよ!!」

またまた仲違いの絶対兵士。本当に苦労人です。

〜そして時間は流れ、皆揃ってのディナータイム〜


ジョナサン「サッカーボールに爆弾仕込むのはいいアイデアだろう?」
先日の作戦を得意げに披露するジョナサン。
もちろん皆のディナーは彼のお手製です。
黄色い兵服にピンクのエプロンが映えます。


食事中も険悪な雰囲気の二人。


しかし食べ終わった食器をちゃんと片付けたライコフの姿に、


ヌル「(…少しはいいヤツなのかもしれない)」
ライコフへの評価が僅かに上がったヌルでした。
その後ろでは和気藹々と食事を楽しむオセロットとウォーズさん。

〜おまけ〜


一部屋しかないトイレは大渋滞。


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