よりによって年末に

はいコンバンハ。午前中に車オカマ掘られたハムＺです。

近所へ買出しに出た帰りの出来事でございます。
赤信号待ちから青へ変わり、前の車が動き出した瞬間、後ろからガン！と。『やられた！』と後を振り返ると、ジイサンの運転する軽が、何事もなかったように私の車を追い越そうとしていたので、とっさに飛び出し人を殺せるような視線で睨み、路肩へ止めさせました。
するとどうでしょう。ジイサンはいけしゃあしゃあと『俺は何もやってない』と言い張る。ここでキレるのを我慢し、ジイサンの車のナンバープレート凹んでますよと指摘すると、以前にぶつけたときのものだと言い張るジイサン。
ここでワタクシのとった行動は、ピピピ…トゥルルルル、トゥルルルル、ガチャ『もしもし？警察ですか？すみません、車オカマ掘られちゃったんですけど、ぶつけた相手がやってないってシラきるんで、すぐ来てもらえます？』と110番。ジイサンの顔色変わる。警察を待っている間に逃げられたら敵わないので、ジイサンの車の凹んだナンバープレートを携帯で撮ったり、友人に午後からの約束をキャンセルするメールを送っているうちに、お巡りさんお一人到着。彼に、これこれこういうわけでと説明する合間から、ジイサンが『具合悪いバアサンが腹減らして家で待っているから早く返してくれ』と口を挟む。これには私だけでなく、お巡りさんもカチンときたらしく、『そういうことは聞いていないの。ぶつけたの？ぶつけないの？ぶつけたなら、どうして謝らないの？』と静かにたしなめてくれました。それでもジイサンはモゴモゴと言い訳を続け、全部聞いていたら日が暮れてしまうので、とりあえず私の車の様子を見ることに。幸いスペアタイヤにぶつかっただけのようで、本体に傷は無し。一応カバーを外し、ホイールの様子も見てみるも『…凹んでるかも？』みたいな、微妙な傷があるのみ。それを見てジイサン『なんだ、大丈夫じゃねえか。俺は帰る』みたいなことを言い放つ。
ここでワタクシ、プチーンとキましたが、その私より先にお巡りさんが『車に傷がないからって、あなたが起こした事故が帳消しになることはない。免許証と車検証を見せて』と、冷静に言ってくれたので、何とか怒鳴らなくて済みました。
結局、調書のために私も免許証と車検証を提示し、その場は解散。『タイヤが付いている根元が衝撃で傷ついているかもしれないから、外して調べたほうがいいですよ。もし傷がついていたり、あなたに後日ムチウチの症状が出たりしたら、相手側から保険が下りますから』と、ジイサンの連絡先をメモしてくれた、本当にいいお巡りさんでした。

いやはや、年末になんていう災難。
救いがあるとすれば、双方ケガがなかったことと（今の時点では）、玉突きにならなかったという点かしら？
んなわけで、明日は知り合いの自動車修理工場へ行ってきます。