
裸次郎の墓をつぶした更地に、新しい訓練マシーンが設置されました。
「ユラユラ前後に揺さぶるよ!ホエール君一号・二号・三号」です。
淫らな前後運動と絶え間ない振動が、あなたの下半身を直撃します。

片隅には水分補給のための自販機も完備。至れり尽くせりです。

ヌル「………本当にコレに乗るのか?」
オセロット「…四の五の言うな」
ライコフ「♪〜」
ためらうヌルを叱咤するオセロットの頬は、心なしか赤く染まっておりました。
恥じらいもなく満喫しているのは、ライコフのみです。

ズッコン。

バッコン。
ヌル「………………」
オセロット「…………」
ライコフ「♪〜♪〜♪」
無言で屈辱の訓練に堪えるヌル達とは対照的に、一人超ノリノリなライコフ。

ヌル「(…俺はこんなところで、一体何をしているんだろう…)」
少年の頭の中は、疑問でいっぱいです。ライコフはいい尻です。

ジョナサン「お、みんな頑張ってるなー、感心感心!」
ふらりと現れた訓練やる気0ジョナサンは、一目散に自販機へ向かいました。

ジョナサン「ゴッキュ、ゴッキュ、ぷは〜!やっぱ炭酸は一気飲みに限る!」
ヌル「………」
このとき初めてジョナサンに憎しみが湧いたヌルでした。

ヌル「もう限界だ。俺はソファーでくつろぐ」
リラックスを要求する絶対兵士。

充分に楽しんだライコフも騎乗位終了。
だがしかし、オセロットの動きが止まる様子は見受けられません。
オセロット「(この前後運動と振動は…癖になるな)」
意外と一番楽しんでいたのは彼でした。

「そろそろバラクーダの作ったボルシチが恋しいなぁ…」
訓練中、一度も顔を出さなかったウォーズさんは、暢気にお食事しておりました。

要望どおりにソファーでくつろぐヌル。

ライコフ「なんだ、貴様もシャワーか?」
ヌル「こっち見るな」
くつろぎ終わったヌルが浴室へ向かうと、数名の先客が。
オセロットもホエール君に満足し、戻ってきたようです。

みんなで仲良くシャワーターイム。もれなくイイ身体です。
ライコフの身体がシャワー前よりムキムキだと気づいたら負けですよ。
オセロット「(…またあとで、イクか…)」
ひそかにホエール君への想いを募らせるオセロットでした。
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