秋といえば、読書の秋。
食欲の秋(※ガルーパジャマのジョナサンです)
そしてスポーツの秋。
「…解せない」
スポーツ=卓球に、ややご不満なヌル。
「奇遇だな、俺もだ」
「そんなこと言うと思って、とっておきを用意しておいたぜ!」
じゃあ最初からそっちにしろよ、という言葉は飲み込んで、ジョナサンの後を追うと、
庭に運動会会場がセッティングされていました。
「これは意味があるのか?」
「こんなものまで用意して…」
ジョナサンの無駄な手腕に呆れる感動するヌル。
ジョナサン「こまけぇこたぁいいんだよ!ほら、勝負開始だ!」
お祭り騒ぎが大好きなジョナサンに引き摺られ、致し方なく参加する他メンバー。
オセロット「あちらは二人、こちらは三人。この勝負、勝てる!」
何気に勝負事が好きなオセロットは、密かに燃えていました。
ライコフ「玉入れなら俺に任せろ!」
ある意味ボールマイスターなライコフも燃えています。
ジョナサン「そういえば、食欲の秋というが…」
ジョナサン「いくら腹減ったといっても、ピザだけはやめとけ」
勝負の最中、突如おかんジョナサンの説教が発動。
ジョナサン「あれは魔の食べ物だ。あんなものばかり食べていたら、あっというまにファットマンだぞ」
ヌル「いいから早く玉入れろ」
オセロット「よし、奴らは仲間割れを始めたぞ!チャンスだ!」
これ幸いにとガンガン攻めるオセロット。気になる結果は…
赤組51点、白組48点。よってヌル&ジョナサンの勝利でした。
絶対兵士と良く出来たおかん、侮りがたし。
オセロット「貴様!玉入れは得意だといったではないか!」
まさかの敗北に怒り心頭なオセロットは、ライコフに八つ当たりです。
ライコフ「この玉の硬度が悪い。もっとカチコチだったらズコズコ入れられたさ」
オセロット「なんと!?」
スルースキル発動ヌル。
オセロット「呆れてものが言えん!そ、そんな艶めかしい目で俺を見るな!」
ライコフ「安心しろ。俺はガチムチにしか興味がない」
強気発言してても逃げ腰なオセロット。
今宵ライコフに玉を入れられないようにお気をつけを。
〜その晩〜
ビッグボスから送られてきた衣装を纏い、ハロウィンパーティーな面々。
ヌルにはヴァンパイアのコスチューム。
「………フン」
オセロットには皇帝ペンギン着ぐるみ。
ビッグボスからの贈り物、着用拒否など致しません。
ヌル「逆に俺だけ浮くんだが…いや、着ぐるみは着たくないが」
三匹のパンダ(ライコフ、ジョナサン、山猫ウォーズさん)と
一匹のペンギンに取り囲まれ、複雑な心境のヌル。
オセロット「パンダなんて死んでも願い下げだ」
ヌル「………」
よほどペンギンが嬉しかったのか、
オセロットの目はキラキラしておりました。
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